断捨離は一カ所から始める

断捨離はいらないものを処分することから始めます。そもそも収納スペースに余裕がないと片付けようがないからです。いらないものリストの作り方はこちらをご覧下さい。

洋服は数が多く、スペースが余計に取られる分、これには少し時間がかかるかもしれません。「もったいない」とか「高かったから」という葛藤と戦う時間もあるかもしれませんよね。

そこで、まずは手始めに断捨離をおすすめするのが靴箱。なぜなら、靴箱はほとんどが家族との共有スペースで、洋服に比べて置くスペースが狭いからです。狭い上に靴は重ねられないので断捨離するとスペースも空きやすいです。

そして、やっつける範囲が狭いのでキレイになるゴールまでのイメージがつきやすく、面倒くさがり屋さんでも「ここまでならやってみよう」と思えるはずです。それで完了後の達成感を味わうわけです。

靴は履くものと履かないものがはっきり分かれます。傷んで履かないものは売るのも難しいですので、間髪入れずに捨てましょう。似た色・似た形のものがあることが多いので似たもの同士はどれか自分が最高だと思うもの一つで十分です。

それでキレイになったら「靴箱は私に任せなさい！」くらいの勢いでこれを維持しましょう。
でも、急に断捨離をやりだすと、もしかしたら旦那（もしくは姑さんなど）が
「何？これ捨てるの？まだ使えるのに？もったいなくない？」
と、横槍を差してくる可能性があります。これを想定していないと、その言葉に「そうよね〜」と決意の腰が「ポキっ」とおられてしまいますので、以下のようにお返しください。

「ホコリをかぶって使わないようなものが
家にあると風水的によくないんですって。
だからいらないものを処分しようと思ってね」

と明るく、神がかったことを言って納得させましょう。（笑）

この時点でクローゼットはまだ手をつけなくていいと思います。中途半端にやって、挫折するとさらに面倒臭いことになりかねません。

「やらなければいけない」ではいけない

断捨離をしようというのにそれを義務にしてしまうと面倒臭い VS 義務との戦いになってしまい、精神的に負荷がかかるので、結局「そのうちに」となることが多いものだと思いますがいかがですか？
「キレイにしてたほうが断然気持ちいいね〜だからキレイにしておきたい」という気持ちが大切です。

この気持ちが持てるようになるまで１点集中でやることをオススメします。そういう意味で取掛かりは靴箱なのです。靴箱の美しさが維持されていくと、そのうちクローゼットの乱れが気持ち悪くなり始めて、「やりたくてしょうがない」という気持ちが芽生えますよ。その時にクローゼットに取り掛かるほうが、仕上がりがいいと思います。是非、やってみてください。

買い物上手になりましょう

バーゲンでたくさん買うより、品質のより良いものを少しだけ買うほうが賢い買い物の仕方。安いものでもいいものはたくさんありますが、それでも飽きやすかったり、傷みやすかったりします。高品質のものは、値段は張るけどその分大切にしますし、デザインが古くならないので何年でも使えます。

それに高品質のものを中心におしゃれを考えるようになるので、時には身につけているもの全てを引き立たせてくれたりすることがわかってくるので、買い物上手になりますよ。是非、このあたりも意識してみてくださいね！

今日もお読みいただきありがとうございます。